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15年前の過労自殺事件とは(2016/12/5)

人事学望見

15年前の過労自殺事件とは

電通をめぐる長時間労働問題が再び世論の批判を浴びている。15年前、24歳の男性新入社員が過労自殺し、時間管理のルーズさが指弾されたが、今度は同じ24歳の女性新入社員が帰らぬ人となった。自殺の要因は15年前とまったく同じ長時間労働による過労から、都いうから超が付くほどの一流企業ながら、労務管理は前近代的で中小企業関係者も唖然としているようだ、さて、最初の裁判では、控訴審で本人の性格と家族の対応を問題視し、一審判決の損害賠償額から「過失相殺」するという非情な判決となったことから、これまた世論の批判を浴びることとなった。上告審で最高裁は、過失の算定を違法と判断し、やっと納得できる判決となった。

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