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住宅購入資金の退職金相殺(2018/07/16)

人事学望見

住宅購入資金の退職金相殺

住宅購入に当たって、退職金を担保に会社から資金を融通してもらうことは珍しくない。ところが、労基法24条では、使用者が労働者に有する債権をもって、労働者の賃金債権と相殺することを禁ずる趣旨を持つ。となると、退職金を担保に社員に住宅資金を貸し付けることはリスクが高いことになるが、「労働者が自由な意思に基づき相殺に合意した場合」には法違反を問わないという裁判例が確立しているので懸念は消えるといえる。

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