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楠本人事労務研究所

楠本 一紀 先生 -Kazunori Kusumoto-

当事務所開業と沿革
当事務所は令和5年3月に開業し、ようやく3年目を迎えることができました。長年社労士としてご活躍されている先生方と比べれば、遥かに新参者でしょう。

元々は関東で働いていたこともあり、当時は「社労士としての自分の強みを明確にすること、この分野、この業界は誰にも負けないというように特化させて売り込むのが良い」とよく言われていましたが、地元で開業して強く感じたのは、「業界や分野に特化するのではなく、広く全てを網羅しなければならない」ということでした。
「広く全てを網羅する」これは当然ながら、社会保険労務士が独占業務として抱える1号業務、2号業務だけではなく3号業務の幅をより広げること、当事務所では「人材採用」に焦点を当てて開業以来、多くのお客様にご相談をいただいております。

会社の入口から出口まで
社会保険労務士は、顧問先の従業員が入社されたら労働保険や社会保険の資格取得手続きを行い、退職等されたら離職票をはじめとする、資格喪失手続きを行いますよね。更に、ハラスメント等の研修を行ったり、労務監査を行ったり、デューデリジェンスやM&A支援に積極的な先生も多いでしょう。

「人」に関する分野では何事も社労士の仕事となり得る中、当事務所が着目したのは「人材採用」でした。これは、「現に在籍する従業員に関するサポートは豊富でも、これから入社しようとする人へのサポートはどうなのか?」と、入口部分に対するサポートや知識も十分である必要があるのではないかと思ったのがキッカケです。

社会保険労務士事務所としての顧客との関わり方
我々社会保険労務士の業務は、労働保険関係手続の代行や給与計算の代行が主である場合が多いでしょう。そして、これらの業務は事業主からすれば会社に1円の利益も生まないのにもかかわらず、一定の手間暇を発生させる業務でありながら、「正しくて当たり前」。ではその正しさを事業主の方々は理解されているかと言えば、特に給与計算は「何となくこんな感じだと思う」で毎月計算されている方も多いでしょう。
我々は「事業主からすれば会社に1円の利益も生まない業務」を法に則した形で行い、その分事業主の浮いた時間を「構想はあったけど着手できなかった」ものに着手していただく、成長の一助となれるお仕事であると考えています。

当事務所は、社会保険労務士業務と人材採用支援を通して、関与させていただいた顧客の皆様が更に成長していくことを目的にして業務を展開すると同時に、当事務所も顧客と共に成長していく、「共生共育」を掲げて顧客の皆様に貢献していく所存です。

高度化事業の活用
常任幹事になる前は特に活用できていなかったのですが、現在はメルマガをはじめ助成金情報、らくらく診断による無形サービスの有形化、適性検査サービスの安価提供等、活躍の幅が広いツールとして重用しております。一方で、研修会動画は膨大な量があることから活用しきれていない部分もあるため、今後は知識のブラッシュアップとして活用すると同時に、いくつかカテゴリーを絞って集中的に学び、当事務所から発信する研修やセミナーという形で外部にアウトプットすることも構想として考えております。

最後に
私は元々理系の大学を出て設計の仕事をして工場にも勤務していたメーカー畑の人間だったのですが、とあるキッカケで社労士になりました。勤務していた頃からは見えなかった経営者の考え方や価値観、従業員の意識の移り変わり、会社毎の事業への向き合い方、様々なことを学ばせていただきました。この御縁に感謝すると共に、より一層、サービスの充実という形で恩返しをする所存です。

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