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D.I.S.社会保険労務士法人

上山 明花 先生 -Sayaka Ueyama-

「社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない。」
社会保険労務士法第1条の2。私が好きな条文の1つです。業務にあたるとき、お客様とお話しするとき、この条文が脳裏をよぎります。大袈裟かもしれませんが、お客様にとって、私が社会保険労務士としてご相談を受ければ、それが社労士像になってしまいます。それは、海外からの観光客が短い滞在期間に接した日本人だけをもって、「日本人はこうだった~」という感想を持つことと似ていると思っています。
社会保険労務士として、私は、“常に品位を保持”できているか、問いかけます。こんな思いでお仕事を続け、法人化して今年で6期目となりました。

何という事はない、普通の社労士事務所だと思います。手続きをしたり、給与計算をしたり、労務相談を受けたり。開業当初から、“業務に関する法令及び実務に精通して”、どんなお仕事も受けられる社労士でありたいと思っています。
そのためにはどうしたらいいか。当たり前のことですが、木は本から、初心忘るべからず。私の恩師の1人に弁護士の先生がいます。在職50年以上の大ベテランですが、調べものをするときは常に条文に立ち返っていらっしゃいます。分からないことがあれば、つい解説本や手っ取り早い資料に目が行きがちですが、まずは条文。その恩師の姿勢から、法律を学ぶということ、“公正”であるということを目の当たりにした気がします。

もちろん、いくら知識があっても、事務所として、会社として生き残っていくには営業活動をしないことには始まりません。なにかしなくては。そんなときに出会ったのが中小企業事業団のサービスである幹事社労士高度化事業でした。社労士サーチ.comへの掲載はもとより、豊富な研修会、営業先へのヒアリングツールなど、我々社労士1人ではカバーしきれない営業戦略や、中企団がこれまで築き上げて来たネットワークが大きな助けとなりました。高度化事業ページの更新頻度も高いため、情報収集の1つのペースメーカーになっています。
研修動画は、Web上でも配信され、いつでもどこでも視聴できるため、社内研修にも活用しています。年度更新や算定、年末調整など、社労士業務の年間スケジュールに合わせて配信内容が決まっているのも心強いです。
お客様との会話の中で、「ちょうど私も気になっていました」、「(その話題はつい最近どこかで読んだ気がする...)」といった場面がありますが、高度化事業のビジネスリポートや、労働新聞社のトピックスの一部であることも多く、その度に、ありがとう中企団という思いでいっぱいです。
また、社労士個人では解決し難い案件があれば、中企団が仲介役となり他の専門家に繋いでいく、社労士と相互協力し中小企業の発展を支えていく、という事業団の理念に魅力を感じたのも、登録のきっかけとなりました。
こうしたツールに支えられ、日々の社労士業務と向き合い、基礎を強くし続けることが出来ているのだと思います。

社労士サーチ.comを通じて、たくさんのお客様と出会うことが可能となりましたが、間を取り持ってくださる中企団のスタッフの皆さんの対応にも、いつも感謝しています。
私たち社労士のことを1番に考えて行動していただいているということがひしひしと伝わります。縁の下の力持ちとはまさにこのことだと思います。そのおかげで出会えたお客様との繋がりはかけがえのないものです。
「この法律は、社会保険労務士の制度を定めて、その業務の適正を図り、もつて労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする(社会保険労務士法第1条)。」
法で定められた国家資格である社会保険労務士として、わたしも、中企団のスタッフさんを見習い、中小企業の縁の下の力持ちとして、事業の健全な発達と、労働者を含む会社に関わる皆さまの福祉の向上に資するよう、誠実に、社労士業務を行って参ります。

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