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研修会DVD内容紹介

 

【特別】最低賃金の上昇に伴う賃金設計と企業財務へ与える影響~賃金設計の見直しポイントを財務目線で解説~(2026.1.14発刊)

No. 519 カテゴリ 賃金制度 その他
講師 加治 直樹 氏 定価(送料込) 8,800円(税込)
常任90%OFF
収録日 2025年12月10日 収録時間 約2時間

こちらのDVDは発刊前です。発刊後のお届けとなりますのでご注意ください。


研修会内容

 本研修では、最低賃金の上昇による人件費の増加が企業の財務内容に大きな影響を与えることを理解し、最低賃金改定時に適切な制度設計と制度運用ができるようになることを目的としています。

 そのために、労務管理の専門家である社会保険労務士の立場から、最低賃金上昇に伴い賃金制度を作成する際の企業の財務内容を確認する必要性、人件費の考え方、財務に与える影響やそのリスクを、貸借対照表や損益計算書から具体的に解説いたします。

 

【概要】

 毎年の最低賃金の上昇により、中小企業は人件費上昇への対応を余儀なくされています。賃金引上げに対応できなければ、人材流出、法的トラブルなどの経営上の深刻なリスクにつながり、中小企業は事業継続を危ぶまれることもあります。そのため、社会保険労務士はクライアントに適切なアドバイスを行い、最低賃金改定に伴う賃金制度設計と制度運用ができるようにならなければなりません。

 賃金制度は企業の人件費に直結するため、企業の財務内容を確認せずに作成すると、経営上の深刻なリスクにつながる可能性がありますが、社会保険労務士が企業の財務内容を確認する機会は少ないのが現状です。

 そこで本研修では、適切な賃金制度を設計することを目的に、最低賃金の上昇による人件費の増加が企業の財務内容に大きな影響を与えることを解説します。貸借対照表や損益計算書の読み解きを通じて、人件費の位置づけとリスク解決に向けた検討の流れを正しく理解するための基礎を整理します。

<加治 直樹>

 

【主な講義項目予定】

1.そもそも人件費とは
 ・人件費の種類には何がある?
 ・人件費の側面(人件費は経費?投資?)
 ・企業財務における人件費の考え方

 

2.賃金制度から考える最低賃金の位置づけ(賃金の決定要因)
 ・毎年上昇する最低賃金
 ・最低賃金は生活水準や物価の上昇から考えると「生計費」に位置する

 

3.人件費が企業財務へ与える影響とリスク
 ・最低賃金が上昇すると人件費が上昇する
 ・人件費上昇が損益計算書に与える影響とリスクとは?
 ・人件費上昇が貸借対照表に与える影響とリスクとは?

 

4.最低賃金上昇に伴い賃金設計を行う際の留意点
 ・個別賃金の決定基準(労働対価の原則と生活保障の原則)とは?
 ・賃金体系の種類
 ・賃金総額による人件費の検討
 ・最低賃金上昇に伴う人件費の増加による企業の財務上のリスクと解決方法の検討

講師プロフィール

かじ社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・経営労務コンサルタント 
加治 直樹 氏

銀行に20年以上勤務し、融資及び営業の責任者として不動産融資から資産運用や年金相談まで幅広く相談業務の経験あり。社会保険労務士を取得し、退職後、かじ社会保険労務士事務所として独立。現在は企業の労務相談や行政での労働相談の経験を生かし、中小企業の労務管理のアドバイスだけではなく、決算書の財務内容や資金調達の問題点の改善、従業員研修による人材育成も行っている。法人個人を問わず対応可能で、会社と従業員双方にとって良い職場をつくり、ともに成長したいと考える。

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