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社会保険労務士法人 行政書士 桑原事務所

桑原 護 先生 -Kuwabara Mamoru-

社労士への想い

学生時代、卒業後の進路に迷っている時、先輩から、人事労務管理を中心に扱う「社会保険労務士」という新しい国家資格ができており、将来有望な資格として新しい道が拓かれるとのアドバイスに意を決し、社労士事務所へ就職いたしました。昭和50年代は社労士といっても世間では全く知られておらず、何の仕事をやる資格なのかと問われるような状況でした。 社労士制度が誕生して今年で50年、諸先輩方々の血のにじむような努力と精進のおかげで、人事労務の専門家としての確かな信頼を得、今後ますますの社会的に重要な役割をいただいているものと深く感謝しております。また、つい最近のニュースでも36協定未提出事業所45万社を対象として調査が実施されると報道されました。労働基準監督署の監督官などの人手不足を補う狙いから社労士等の団体に協力依頼の方向性が打ち出されており、社労士として活躍する場が更なる広がり、職責の重さを一層強く感じております。  

事務所の方針

開業時より顧問先に「信用・信頼される事務所」でありたいと願い努力しております。開業して間もなく、事実婚で遺族年金を裁定請求したものの生計維持関係が証明できず困り果てていた方が来られたことがありました。証明するものが見当たらずあきらめかけていたときに、雑談の中で、戦後の混乱期に世帯の人数毎にお米が配給されていた当時の「米穀配給通帳」に世帯主の名前が記載されていることを思い出し探しあてました。その通帳でようやく証明ができ、遺族年金が5年分遡及し支給決定されました。お客様から大変感謝され喜んでいただいたことが大きな自信と喜びになっております。 他にも、私が社労士事務所に勤務していた頃、小さな建設会社の給与計算を終えた時、許認可、税務申告、登記を各々の事務所に依頼するのは面倒であり、一つの事務所で全て手続きをしてもらえたら便利であるのに、と言われました。社長の素直な声を聞き、自分で独立開業後は、ワンストップサービスができる事務所経営をしたいと思い、在職中に行政書士の資格を取得しました。その努力が開業後大いに活かされ、顧問先からも大変喜ばれております。 事務所として特に力を入れているのは、建設業・運送業の起業支援です。法人設立時の定款作成、公証人の認証、従業員の採用、建設業・運送業許可取得、就業規則の作成、給与計算、経営審査、入札審査申請等に力を注いでおります。  

幹事社労士高度化事業の活用

顧問先からの社労士に期待する要望は高度・専門化されつつあります。今までの事務所経営を改善していかなければならない課題がいくつか見えてきました。 ①顧客サービスの向上 ②電子申請を含めた業務の効率化 ③職員が安心して働ける職場環境の改善等 上記課題に対応するため、事務所を法人化し、以前から関心を持っていた中企団の高度化事業を申込みサービスを利用しております。 ①ホームページのリニューアル、自動更新コンテンツの利用 ②法改正やタイムリーな研修会の参加およびDVDを利用しての自主研修 ③事務所報を顧問先に配布、または訪問時に持参し記事をテーマに懇談等 ④らくらく助成金診断を利用しての顧問先への簡易診断サービスの取り組み 今後、職員と共に、社労士としての資質の向上を図り、人事労務に限らず経営のアドバイスのできる社労士として挑戦していきたいと思っております。

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