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研修会DVD内容紹介

 

【定期】日本人とポジティブ心理学~組織における有効活用を踏まえて~

No. 214 カテゴリ メンタルヘルス 人事 労務管理
講師 公益財団法人日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所 フェロー  今井 保次 氏 定価(送料込) 3,300円(税込)
収録日 2013年11月20日 収録時間 2時間49分


研修会内容

病気を例にすれば、病気はネガティブで健康はポジティブとなります。暗く沈み込んだうつ気分は否定され、明るく元気な気分は肯定されます。うつ病を治すことは、ネガティブ気分をポジティブ気分に変換することとなります。一つ病の例を挙げましたが、この領域ばかりでなく、世間はポジティブを礼賛する方向にあります。
しかし、個人にとってネガティブな状態は必ずしも悪いことばかりではありません。ポジティブで良いことと、ネガティブで良いことがあります。さらに、ポジティブもネガティブも、それぞれ心のコストを負担しているのです。人間が持つ感情が進化の過程で必要なものとして残ったものであるとするならば、ポジティブな幸福感であろうとネガティブな悲しみであろうと、何らかの適応的役割があるはずなのです。
国際化する企業経営の現状打破のために、ポジティブ系の研究成果を応用することが考えられますが、それはネガティブな精神を基調とする日本の企業文化にポジティブな文化を取り入れることであり、齟齬が生じる恐れがあります。そこで、いくつかの具体的方法論を検討することで齟齬を回避し、組織においてポジティブ心理学の有効利用を図ることが求められています。

1.ポジティブ感情が評価されるわけ
2.ネガティブ感情の擁護
3.ポジとネガを統合する理論:ピアジェの同化と調整
4.組織変革への応用
 -AI(Appreciative Inquiry)、エンゲイジメント-


講師プロフィール

1978年より企業のメンタルヘルス業務に携わる。その間、産業人のメンタルヘルス調査システム「JMI健康調査票」の開発(1980年完成・利用開始)を行い、現在までに320万人の調査実績がある。全国安全衛生大会、大学の公開講座の講師や、企業、労組などのメンタルヘルス教育の講師を多数務める。著作に、「健康な職場の実現」平成15年11月号 日本労働研究雑誌、「職場メンタルヘルス制度の経済評価をめぐる問題」平成16年1号 労働の科学 などがある。

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