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研修会DVD内容紹介

 

【定期】【特別講演会】最新心理学が教える「生き方の知恵」

No. 208 カテゴリ メンタルヘルス その他
講師 公益財団法人日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所 フェロー  今井 保次 氏 定価(送料込) 3,300円(税込) 
収録日 2013年9月18日 収録時間 1時間27分


研修会内容

人は理性的に判断し、合理的に生きれば幸せになれるとの理念を追求してきました。しかし、人が合理的な存在でないことは、ノーベル経済学賞を受けたサイモンらによって指摘されてきたところです。また、古くは精神分析のフロイトによる無意識の作用の指摘も、人の非合理性の指摘といえます。精神分析の無意識は記憶の貯蔵庫のようなもので、社会的に不都合な記憶は この貯蔵庫に入れて意識にのぼらないように抑圧されますが、不安症状などに変身して人に脅威を与えるとされています。
精神分析は不適応行動との関連で無意識を扱いますが、近年この無意識の概念を広げ、不適応ばかりでなく人間行動全般との関連で研究が進んでいます。
図の内側の線分は、実は同じ長さなのですが、上が下よりも長く見えます。これはミューラー・リアーの錯視と呼ばれ、錯視としては最も知られたもののひとつです。たとえ意識が同じだと認知しても、同じ長さに見えることは決してありません。無意識が見たもの(錯視)を、意識が後から修正しようとしても難しいのです。
幸い人類は、無意識がもたらす不都合を防ぐために意志を進化させてきました。ただし、ギリシャ以来、この意志はあてにならないものとされてきています。それでも意志に頼るしかないことが多々あり、ならば、意志を補う方法を工夫しなければならなりません。ヒントは、言葉と人とルールにあるのです。

1.人の思考は合理的でない
2.行動は適応的無意識がリードする
3.意志力をそぐ「双曲割引」
4.それでも意志が頼り;意志を補うもの


講師プロフィール

1978年より企業のメンタルヘルス業務に携わる。その間、産業人のメンタルヘルス調査システム「JMI健康調査票」の開発(1980年完成・利用開始)を行い、現在までに320万人の調査実績がある。全国安全衛生大会、大学の公開講座の講師や、企業、労組などのメンタルヘルス教育の講師を多数務める。著作に、「メンタルヘルスのすすめ」平成7年3月 生産性出版、「健康な職場の実現」平成15年11月号 日本労働研究雑誌、「職場メンタルヘルス制度の経済評価をめぐる問題」平成16年1号 労働の科学 などがある。

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