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社会経済の進展に伴い労働・社会保険関係諸法令は、その重要度を増すとともに、内容も複雑かつ専門的になりつつある。 |
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一方、今後の経済成長と労働力不足傾向を考えるとき、労務問題の重要性は顕著であり、特に中小企業における労務管理の近代化は切実な問題である。 |
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したがって、今後において労働・社会保険諸法規に通暁し併せて適切な労務指導を行える専門家の育成が必要であり、国家が一定の資格者について試験を行い合格者に免許を付与して「労務保険士」とすることは目的に資するところ大である。 |
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特に中小企業では労務関係の専門部課を企業内に置く余力もないため、その専門家を部外に求めており、現に労務管理士、社会保険士と称する業者が近年その数を増やしつつある。 |
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しかし、これらは玉石混淆で、監督もされないまま放任されており、一部には好ましからざる弊害も生じている。このため関係者の間には法制化への強い要望がある。 |
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労務保険士制度は、企業内外におけるこれら専門家の資質向上に寄与するとともに、中小企業の要請に応えて申請・届出等の代行や、労務および労働・社会保険事務についての指導も行い得るようにすることは、中小企業の労務改善に画期的役割を果たすことが期待され、さらに労働・社会保険行政の外延的存在として行政の浸透にも大きく役立つものと考える。 |