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 vol4. 社会保険労務士政治連盟についてA

 我々の社会保険労務士政治連盟は、特定の政党に傾倒している訳ではない。基盤である社会保険労務士法は議員立法であり、議員提案で審議される。したがって各政党にこの制度を理解してもらう必要があるからだ。ご存知のとおり国民の大多数が影響を受けるような法律の新設や改正等は、政党が賛否に一貫性を持って行っているが我々社労士の周辺にしか影響のない社会保険労務士法であれば、政党内の意見の統一などは期待できない。そこで各政党に社労士政連の先達がお願いして、社会保険労務士議員懇談会を設置してもらい、社労士側の幹部が一員として出席し、制度改善につき定期的に要望を訴える場を作ってきた。現在は自民、公明、民主と3党に設置されている。
 このように窓口ができて意見の陳情をするのであるが、制度改善の要望をすれば必ず次の選挙では推薦や応援を頼まれる。これが政治資金規制法により連合会や東京会にはできないことなのである。必然的にこの部分は政治連盟が行わなければならない。では、制度改善などしなければ政治連盟などいらないとする者もいるだろうが、かつて規制改革の波に乗って社会保険労務士の独占業務を開放する動きがあった。もし、政治連盟が傍観していたら、今頃は誰でも社労士業ができるようになっていたかもしれない。そうなると難しい試験を一所懸命勉強して突破してきたのが無駄になってしまうし、プライドとして登録している意味もなくなってしまう。当時、政治連盟が一丸となって反対運動をしたので現状維持となったのである。つまり、政治連盟は制度改善のみならず、制度の維持にも必要不可欠なのである。自分には制度改善は必要ないとか政治には興味がないとか、いろいろ定義づけて政治連盟の会費を払わない会員が多いのであるが今の身分を維持しているのも政治連盟の活動のおかげであると言わざるを得ない。したがって、未加入の会員も未納の会員も会費を納入してこの制度維持に協力すべきであろうと考える。

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